Heart of the Knight攻略本
悪の指南書
リック・デッカード著

はじめに
 これはペジュオンで悪を志そうという、前途ある若者達の為の指南書だ。この指南書に従えば必ずや一流の悪になる事ができるだろう。

まずは悪に目覚めるべし!
 この街で戦闘系の職業につけば戦った相手を殺害したり、自分の意思とは関係なく物を奪ったりしてしまう事だろう。始めのうちは「あ、悪いことしちゃったな。」などと思うはずだ。だがレアアイテムを奪う事に成功すれば「おっ、ラッキー!」と思うようになる。ここまでくれば、後は悪への道をまっしぐらだ。お前もすぐに「グヘヘヘ、もっと血がみてぇ!」と思うようになるだろう。
 残るは最後の仕上げだ。コメント文を次のように変更すると良い。『俺は悪』

強くなれ!誰もが恐れるほどに!

 悪というものは、やはり強くなければカッコがつかない。お前は町の小悪党で一生を終わりたいと思うか?いいや、そんなはずはない。お前は世界の破壊者になりたいはずだ!
 そこでここからは強くなるための方法を指南しよう。

アクセスは1日4回!

 実に単純明快な答えだ。強くなるには戦いを繰り返せば良い。戦いを繰り返せばアイテムを奪い勝利金を手に入れる事ができる。1日に最低4回は町にきて体力の続く限り戦えば、すぐに中堅クラスだ。お前の通った後には屍の山が築かれている事だろう。

悪は逃げも隠れもしない!
 強くなりたいと思いながらも「放浪」や「不明」になっているんじゃないだろうな?そんな逃げ腰で悪を名乗ろうなどとは10年早いわ!お前も悪なら逃げも隠れもするんじゃない!
 知っての通りここでの戦闘は迎撃側の攻撃力が+1される。1程度ではたいした数字には聞こえないが、攻撃力が2や3くらいしかない時の+1は大きい。だから、戦闘を仕掛けられる事を恐れる必要はない。売られたケンカは全て買え。そして、勝つのが悪だ!

金は使うためにある!

 戦闘系に金など必要ない。金勘定など商人のやる事だ。持っている金は全て戦闘補助アイテムにつぎ込むのだ。魔の力とかは高すぎるって?ケチケチするな。金で力が買えるなら安いものだ!

でも20000Gくらいは残しておけ!
 レアアイテムも人から奪ってしまえば安上がりだが、そういつもうまくいかないのが世の中の常だ。レアアイテムの売値はだいたい20000前後だ。欲しいものを見つけたら買われる前に買え。お前の敵がそれを装備する事になれば、お前は必ず後悔するだろう。

攻撃こそ最大の防御!

 ここで攻撃力と防御力について説明しておこう。勝敗は攻撃力+ランダム数値の大きさで決まる。防御力とは負けた後に食らうダメージを減らす為のものだ。つまり負けなければ防御力など必要ないのだ。
 アイテムはアーマーの巻物よりもパワーの巻物を、装飾品は防御力よりも攻撃力の上がるものを使え。苦労して集めたステラツィオで防御力を上げるなどもってのほかだ。負けた時は死ね。それが悪の掟だ!

一流への道
 以上の事を実行したお前は、ずいぶんと悪に磨きがかかった事だろう。そこで、お前には一流の悪へと続く道の第一歩を踏み出してもらおう。

マゴートに手を出そう!
 ここまで来たお前なら今更、「ええっ!?管理人様に手をあげるなんて!」などとは微塵も思わないと俺は信じている。反体制程度の事は悪にとっては常識だ。媚びない、負けない、恐れない。それが悪だ!
 マゴートの攻撃力は8。戦闘ランキング上位者には攻撃力10以上がけっこういるのでたいした数値には見えないだろう。だが油断してはいけない。奴には「クリティカルヒット」と「鉄壁の守り」のスキルがある。それに、俺の予想では「賞金首対策」を持っている可能性も高い。なめてかかると懲罰騎士が出て来る前に墓場に送られる事だろう。

倒せ懲罰騎士!
 マゴートに手を出した後、必ずやって来るのがこの懲罰騎士だ。倒せなどと勢いよく言ってはみたが、はっきり言って無理だ。俺は以前、魔の力を装備して迎撃しようとしたが、あっさりと負けてしまった。奴等の攻撃力は20。その上、追加攻撃のスキルまで持っていやがる。戦えば確実に死ぬ。
 だが諦めるな悪の仲間達よ。生き残る手段はある。さきほど逃げるな、隠れるなと言ったばかりだが、こいつらが相手では話は別だ。1秒でも長く生き長らえる事を勝利と思え。
 いかに攻撃力が高い相手とはいえ、こちらが「不明」になっていれば攻撃を仕掛ける事はできない。このルールは懲罰騎士とて同じだ。保存アイテムを供給してくれる商人と結託して常に不明になっていれば懲罰騎士をかわす事が可能だ。(俺は面倒なのですぐにやめたが)

戦いの中で悪は何を得るのか?
 そうまでしてマゴートと戦って、いったい何のメリットがあるのか?誰もが抱く疑問だろう。マゴートの装備品は確かに高性能で魅力的だ。だがそれを奪う事ができる確率はかなり低いだろう。ここまでやる程の価値はないかもしれない。
 だが聞け、前途ある悪の若者達よ。戦う事にこそ価値があるのだ!俺達は何だ?悪だ!戦ってこその悪だ。俺達は飼いならされた猫ではない。誇り高い自由の獣だ。牙を失った獣には、ただ死があるのみ。戦いと死の中に、生きる価値を見出すのだ。それを我々悪の報酬としよう!

究極編
 さて、テンションも高くなってきたところで、いよいよ究極編だ。ここから先は読まないほうがお前の為かもしれない。実生活を捨ててでもペジュオンに悪の帝王として君臨したいならば先に進むがいい。これが実行できれば、この俺を追い越す事などたやすいだろう。

アクセスは1日16回!
 俺(バウンティーハンター)を基準に説明しよう。俺の体力のMAXは9だ。体力が1の状態で保存(もちろん町で保存)しても、約1時間30分で9まで回復している。つまり1日に最大で16回は体力が満タンの状態で町に来る事ができる計算だ。そうなれば戦い放題、探索もし放題というわけだ。

手段を選ぶな!
 肝心の1日に16回アクセスする方法だ。おそらく諸君らは会社や学校に通っている事だろう。教室や職場を見回してみるといい。あるんじゃないか?そう、それだ。その四角いやつとボタンの並んだやつの事だ。後はどうすればいいか分かるよな?いつもやっている通りの事をやればいいんだ。ためらう必要などない。これでお前は最強になれるのだから。ふっふふふふふ。

ペジュオンと悪の栄光に乾杯!
 
お前が善であれ悪であれ、共通して言える事がある。それは俺達は自由だという事だ。俺は悪だが、お前に悪である事を強要はしない。人の良心に目を向けるのも、自分の内なる悪に目を向けるのも、全てはお前の心が決める事だ。お前が自分の信じる道を進む限り、自由はお前とともにある。
 もし、幸運にもお前が俺と同じ悪の道を選んだなら、この指南書はお前にとって大きな意味を持つだろう。さらばだ、若者達よ。俺が教えられる事はここまでだ。ペジュオンに悪の栄えあれ!

リック・デッカード


注意事項
 この「悪の指南書」を読んで、職を失った、学校を追い出された、友達を失った、人生が下り坂になった等の損害が発生しても著者デッカードは一切の責任を負わないものとする。もちろんマゴートにも一切の責任は無い。お前も悪なら自分のケツは自分で拭くこと!

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